がんの超早期発見とがんの
発生予防に取り組んでいます
がん細胞が見つかる大きさになる前に成長を防ぐ事が大事です。
これまで、がんの診断は目に見える大きさに成長したがん細胞を視認する形で行われてきました。そうなってからでは、がんの治療は主に手術・放射線治療・抗がん剤の投与に頼ることになります。
こうした一般的ながん治療では、からだに大きな負担が強いられます。また、がん治療後も再発の不安を感じる方は多くいます。
がん遺伝子検査は、まだごく小さながん細胞でも、血液を調べることでがんにかかるリスクがどの程度のものなのかを分析することができます。
がんになる前の超早期がんリスク評価を可能とし、がんを未然に予防するチャンスを与えてくれます。
がん治療後においても、「再発に向かっているのか」「改善されつつあるのか」、再発予防管理が可能となります。
がん遺伝子検査について
がん遺伝子とは?
正常細胞の「がん化」に関与する遺伝子の変異を調べ、画像診断では発見不可能な分子レベルの「微細ながん細胞」の存在リスクを評価し、がん超早期診断を可能にします。また、目に見えない「がんリスク」を顕著化し、「がん予防」、「がん再発防止」のための新たな指標を提供します。
がん検査と他検査との比較
腫瘍マーカーとの違い
従来の腫瘍マーカーが血液中に放出されたがん組織由来のタンパク質などを抗体により判定するのに対し、当院のがん遺伝子検査はがん組織由来の核酸(DNAやRNA)を遺伝子解析技術を用いて検出します。腫瘍マーカーががんの種類や状態によっては検出されない場合があるのと同様に、当院のがん遺伝子検査でも検出不可能ながんが存在する可能性もあります。従って、がん遺伝子検査は従来の腫瘍マーカーに置き換わる検査ではなく、相互に補充しあう検査であるといえます。
一般の遺伝子検査との違い
現在、一般に行われている生活習慣病に対する遺伝子検査の多くは、親から子へ受け継がれた先天的な遺伝形質を調べる検査です。一方、当院の「がん遺伝子検査」は、日々の生活の中で後天的に変化している“現在の”遺伝子の状態を検査します。従って当院の「がん遺伝子検査」の検査結果は、加齢や生活習慣、自己の免疫力の状態、がんの治癒状態により変化します。当院の「がん遺伝子検査」は、定期的に検査をして自己のがんリスクの変化を知り、がんに対する予防行動に役立てることで最も効果を発揮します。
当院のがん検査「CanTect検査」の4つの目的
- 01超早期リスク評価ができます
- 画像診断や内視鏡検査では確認できない、ごく小さながん細胞(5mm以下)でも、がん細胞から血液中に遊離される遺伝子(DNA、RNA)等を解析し、細胞レベルの“ごく小さながん細胞”の存在リスクを評価します。これにより、超早期リスク評価が可能になります。
- 02予防管理
- 画像診断や内視鏡検査では確認できない“ごく小さながん細胞”の存在リスク、あるいは遺伝子変異による“発がんリスク”の評価などを継続的に行い、一人ひとりの体質や生活習慣に合った最適な予防管理指導を実現します。
- 03再発防止管理
- 画像診断では追跡できないがん治療後の“ごく小さながん細胞”による“がん再発リスク”を評価します。がん治療後、「がん再発にむかって進行しているのか」、「改善されつつあるのか」をリスク評価し、一人ひとりの状態に合った再発防止指導を行います。
- 04安全性
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検査に要するのは約20ml程の血液のみです。他の画像診断のような放射線被爆や強力な電磁波等による人体への悪影響の心配はありません。
通常の採血検査ですので穿刺痛はあります。
価格
220,000円(税込)